このページは…
猫と暮らせる家を建てる際に
「ねこおおや」が
こだわりを
持って
提供している機能面
の情報です。
猫も人も健康的に過ごせる
住環境をご紹介します。
猫にとっても
人にとっても健康な家
住環境は温度、空気、光、風など様々な「環境要素」で構成されています。人は環境要素の影響を常に受けながら生命活動を維持しているため、これらが適切でないと、心身の不調や病気のリスクを高めることに直結しかねません。例えば間仕切りを作らずワンフロア計画にし、室内の温度差を減らすとより活動的になるという研究結果がございます。特に床暖房などを使用した場合、活動量が数千歩増え適度な運動になり冬場のヒートショック、心筋梗塞や脳卒中の発生リスクの軽減、またインフルエンザの発症率も低かったという報告もあります。また、夏と冬では異なる太陽高度の変化や隣家の形状考慮しながら開口部計画を行い、自然光(直射・反射・天空光)や自然通風を積極的に室内に届ける工夫をしています。また、庭などを積極的に取り入れることで、自律神経のバランスを整え、ストレスを軽減・緩和させる作用があります。
猫は生涯お家の中で生活します
家に居る時間が長ければ長いほど、住まい手さんがその家の影響を受けます。
例えば換気不足の家に長く居ると、頭痛やアレルギー症状が見られやすいですし、お風呂場が寒い家で長く暮らすとヒートショックが起こり、体に影響を与えるかもしれません。
食事をしたり、就寝したり、呼吸をするその家がまず健康的な家でないと、人も猫も健康的な生活は実現できません。
特に家猫は基本的にはその人生を家の中だけで過ごします。
家の健康が、猫や人の健康に繋がりますので、これから家を建てるのであれば
健康的な家は外せないと、「ねこおおや」は考えております。
健康的な家に欠かせない項目は以下の4つです。
・耐震・断熱・気密・換気
もちろん他にもたくさんありますが、 「ねこおおや」で特に重要視している項目になります。
耐震性震災に強く、安心な家
過去に大きな地震が幾度となく日本を襲っています。
にも関わらず、日本の家は地震に対して弱く建てられていることが多いです。
新築だったらどの住宅会社で建てても地震には強いだろう。という考えは通用しません。
ほとんどの木造2階建の戸建ては大きな地震が来たときに「人の命は守られる」レベルで建てられています。
つまり、逆を言えば「命さえ無事だったら家が潰れても仕方ない」という考えのもと、建築されていることが多いのです。
しかし、人の命を「災害の瞬間だけ」は守られても、家がなくなってしまうと非常に大きな損害です。ローンの残債だけが残り、健康的な暮らしや豊な人生とはかけ離れてしまいます。
そうならないためにも、現在の日本において最高等級である、耐震等級3の取得というのはこれから家を建てられる方にとっては必須項目だと私たちは考えます。
「命だけ守る」のか「人生を守る」のか。それほどに、耐震性は重要です。
断熱性・気密性
現在の日本では、交通事故で死亡する方の約2.5倍もの数の人々が、ヒートショックで亡くなっていると言われております。
ヒートショックとは、激しい温度差による急激な血圧の変動で起こる健康被害のことで、特に冬場の浴室や脱衣所で発生することが多い現象です。
つまり、家の温度差が人の命を脅かす存在になっているのです。
家の中の温度差をなくすためには、断熱性と気密性を高める必要があります。
家の中の熱を逃さないようにすることができれば、温度差が大きくなることはありません。
室内と室外の温度差があるとき、温かい室内の空気が、寒い外の空気へ移動してしまうがゆえ、家の中が寒くなってしまい、居室のみ暖める方法を取らざるを得ないのです。
お風呂に入るときに、[暖かいリビング]→[寒い廊下]→[寒い脱衣所・浴室]→[熱い湯舟]となり、体が温度差に対応しようと血圧を急激に変動させるのです。
そうならないためにも、家の断熱性と気密性は非常に重要なのです。
ずっと健康で過ごすために
現在は多くの住宅会社が「夏涼しく、冬暖かい」を謳っていますが、「高断熱・高気密」の住宅に明確な定義がありませんので、本当は夏暑くて冬寒い家でも国の基準さえクリアしていれば建てることはできます。
また、断熱性は設計時に算出できますが、気密性については、現場で測定をしないと高気密かどうかは判断できません。しかし、現実では測定もせずに「高気密住宅」といって売られている家もたくさんございます。
その怖さを実感する時は健康被害に遭った時です。
「ねこおおや」では、断熱等級6(地域区分6でのUA値0.46以下)、新築戸建の気密測定は全棟行い、C値(相当隙間面積)は0.7㎠/㎡以下をお約束いたします。
他にも内部結露やカビ・ダニの繁殖を抑えます。遮音性能も高く、外部の騒音を防いで静かな住空間をもたらします。暑さ、寒さを遮断し、家中どの部屋にいても心地よい室温に保たれます。省エネルギー効果が高く、冷暖房にかかる光熱費を大幅に削減できます。
24時間換気システム
人が一日に一番摂取するものは「空気」です。
空気が悪いと体にも影響がありますし、長い目で見たときには家にも影響が出てきます。
換気不足は二酸化炭素濃度上昇による頭痛やめまい、睡眠障害などを引き起こし、建材や家具などから出る化学物質、外から持ち込まれた花粉やPM2.5などで起こるアレルギー症状と、悪いことだらけです。また、換気計画通りに換気が行われていない場合、家の隙間で換気が行われて、壁の中に湿気が入り結露が発生し、木材が腐っていきます。
そうなると耐震性や断熱性も失われ、さらにはシロアリに食べられるリスクが上がってしまいます。24時間換気システムを必ず設置しないといけないルールにはなっていますが、その換気がきちんと行われているかどうかは、設計と施工がきちんとしているかどうかで決まります。
「ねこおおや」では第一種換気システム(全熱交換型)を採用し、24時間換気を行っています。
第一種換気システムとは
第一種換気は、給気も排気も機械が行うため、非常に効率よく換気ができます。さらに、機械を採用し強制的に換気を行うため、住宅内の空気の流れを設計しやすいのもメリットの一つです。換気は綺麗な空気の中で生活するためには必要不可欠ですので、効率的な第一種換気は採用する住宅会社も増えつつあります。
簡単なフィルター掃除だけでいい
第一種換気換気は機械を用いて全室の換気を行いますが、通常の換気扇やエアコンのようにメンテナンスが必要になります。例えばエアコンでもメンテナンスを怠るとホコリがたまり、エアコン効率が落ちたり電気代が必要以上に高くなったりなど、定期的にフィルターの掃除が必要です。全熱交換型換気システムの場合は簡単なフィルター清掃だけでメンテナンスが済むため、これまでの換気扇やエアコンのように手間をかけたくない方にも簡単にメンテナンスができます。
デメリット
第一種換気換気のデメリットは、「導入にコストが掛かる」ことです。第一種換気は、給気も排気も機械を用いるため、導入コストが他の換気方法よりも高くなる傾向にあります。さらに、ダクト式の第一種換気であれば、天井裏や床下に配管をする工事も追加されるため、工事費用も高くなってしまいます。第一種換気を導入する際には、予算を確認し、住宅会社と相談しながら決める必要があるでしょう。また、第一種換気は、気密性が少ない家では上手に換気ができません。排気を機械が行いますが、気密性が少ないと隙間から空気が逃げ出してしまい効率よく換気ができないためです。第一種換気を導入するのであれば、断熱性や気密性が必要になることは覚えておきましょう。